建設業向けのグループウェア14選比較!導入メリットや選び方まで徹底解説
人手不足・長時間労働・現場と事務所の情報共有の煩雑さなど、建設業はさまざまな課題を抱えています。これらを解決する手段として注目されているのが「グループウェア」です。スケジュール管理・図面や写真の共有・チャット・ワークフローを一元化することで、現場に戻らずとも報告や承認が完結し、業務効率が大きく向上します。
ただし、建設業は社外関係者とのやり取りが多く、一般的なグループウェアでは課題解決に至らないこともあります。本コラムでは、建設業でグループウェアを導入するメリットや選び方を解説し、おすすめ14選を比較紹介します。自社に最適なツール選びの参考にしてください。
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【この記事の目次】
そもそもグループウェアとは?

グループウェアとは、組織内のコミュニケーションを円滑にし、業務を効率化するためのツールです。スケジュール管理・掲示板・ワークフロー・ファイル共有・チャットなど、業務に必要な複数の機能が1つのプラットフォームに統合されており、チームでの情報連携を効率化します。
主な機能としては、組織と個人の予定を一元管理する「スケジュール管理」、社内報や一斉連絡を共有する「掲示板・回覧板」、経費申請や決裁承認をデータ上で完結できる「ワークフロー」、チームのタスクを共同管理する「ToDo」、書類を電子化して保管する「文書管理」などがあります。ツールによってはチャットやオンライン会議機能を備えたものも存在します。
建設業においては、これらの機能を活用することで、現場と事務所が離れていても写真・図面・スケジュールをリアルタイムに共有でき、「現場に戻らないと報告できない」「会社に戻らないとデータにアクセスできない」といった非効率を解消できます。
1つのツールを導入するだけで社内外の連絡網や書類申請がスムーズになり、従来の煩わしい確認作業を効率化できる点が、グループウェアの大きな価値です。近年はスマホ・タブレット対応のクラウド型が主流となり、現場での活用が一段と進んでいます。
建設業でグループウェアを導入するメリット

建設業特有の課題を踏まえ、グループウェアを導入する3つのメリットを解説します。
現場と事務所の情報共有が簡単になる
グループウェア1つで組織の連絡網が完成し、情報共有やスケジュール管理が格段に簡単になります。ホワイトボードでスケジュールを管理していると現場からは確認できませんが、グループウェアならスマホやタブレットからいつでもどこでも予定を確認できます。
クラウドサーバーに写真や図面を保存すれば、会社に戻らずとも現場から必要なデータにアクセス可能です。複数ツールを使い分ける手間なく、1つのツール内で情報共有が完結します。
ペーパーレス化でコスト削減と効率化を実現
グループウェアはファイル共有機能が充実しているため、図面・契約書・各種書類を電子化して共有できます。ペーパーレス化が進めば印刷費や保管スペースのコスト削減につながり、紙の書類を探す手間も削減されます。
電子化された書類はグループウェアを通じて瞬時に共有でき、FAXや手渡しに比べ圧倒的に効率的です。承認フローの電子化により、決裁スピードの向上にも直結します。
どこからでも情報を確認でき長時間労働を改善
グループウェアはスマホやタブレットからもアクセスできるため、離れた現場からでも社内データを確認できます。現場仕事を終えた後、事務所に戻らずとも現場で報告書を作成し、そのまま報告まで完了できます。
この「移動の削減」が、建設業が抱える長時間労働の改善に大きく貢献します。職人不足・若手不足が深刻化する中、少ない人数で多くの仕事をこなすには業務効率化が不可欠であり、グループウェアはその有効な解決策となります。
【建設業向け】グループウェアの選び方

建設業でグループウェアを選ぶ際は、一般的なツールとは異なる視点が必要です。失敗しない選び方の3つのポイントを解説します。
社外関係者とのやり取りに対応しているか
建設業では、コミュニケーションやスケジュール管理を社内だけでなく、協力会社・下請け業者・施主など社外関係者と行うことが多くなります。
しかし、一般的なグループウェアは社内での効率化を目的に設計されているため、社外連携機能が弱いと望んだ結果が得られません。案件ごとに社外メンバーを招待できるか、ゲストアカウントを発行できるかなど、建設業特有の業務フローに合致するかを必ず確認しましょう。
図面・写真・案件を一元管理できるか
建設業では、案件ごとに大量の図面や工事写真、スケジュールを管理する必要があります。これらを目的別に複数ツールで使い分けるのは利便性が低く、かえって非効率です。
1つのツールで案件単位に写真・図面・スケジュール・コミュニケーションをまとめて管理できることが理想です。大容量のクラウドストレージを備え、現場で撮影した写真をその場でアップロード・共有できる機能があるかも、重要な比較ポイントです。
ITに不慣れな現場でも使える操作性か
建設現場には、ITツールの操作に不慣れな職人やベテラン作業員も少なくありません。どれだけ高機能でも、操作が複雑で現場に定着しなければ意味がありません。
直感的に操作できるシンプルなUIか、カレンダーやチャットなど使い慣れた形式に近いかを重視しましょう。導入時のサポート体制やマニュアルの充実度も確認し、現場全体がスムーズに使いこなせるツールを選ぶことが、導入成功の鍵となります。
建設業におすすめのグループウェア14選

建設業向けの専用ツールから汎用グループウェアまで、おすすめ14選を比較紹介します。
PROSHARE
株式会社建設システム
PROSHAREは、建設現場に特化した現場情報共有アプリです。「案件管理」「チャット」「スケジュール管理」の3機能を備え、案件ごとに写真・図面・連絡事項を一元管理できます。最大の特徴はシンプルで導入が簡単な点で、カレンダータイプのスケジュール機能により、ITに不慣れな現場作業員でも違和感なく使いこなせます。長時間労働の改善や業務負担の軽減に直結する、現場目線のツールです。
特徴
・案件管理・チャット・スケジュールを建設現場向けに一元化
・カレンダー型でIT不慣れな現場でも使いやすい操作性
・建設業特化設計で現場効率化と長時間労働改善に直結
ANDPAD
株式会社アンドパッド
ANDPADは、施工管理から経営管理まで対応する建設業界向けクラウドサービスです。案件ごとの工程表・図面・写真・チャットを一元管理でき、社外の協力会社ともリアルタイムで情報共有できます。受発注や請求などのバックオフィス業務まで連携できる拡張性が強みで、導入社数は業界トップクラス。中小から大手まで幅広い建設会社に活用されています。
特徴
・施工管理から受発注・請求まで建設業務を幅広くカバー
・社外の協力会社ともリアルタイムで情報共有が可能
・業界トップクラスの導入実績による高い信頼性
SPIDERPLUS
スパイダープラス株式会社
SPIDERPLUSは、図面・写真管理に強みを持つ建設現場向けアプリです。タブレット上で図面に直接書き込みができ、撮影した写真を図面上の位置に紐付けて管理できるため、検査・点検業務の効率が飛躍的に向上します。設備工事や建築工事の現場で高く評価されており、帳票作成の自動化機能で現場の記録作業を大幅に削減できます。
特徴
・図面への直接書き込みと写真の位置紐付け管理が可能
・設備・建築工事の検査・点検業務を大幅に効率化
・帳票作成の自動化で現場の記録作業を削減
サイボウズ Office
サイボウズ株式会社
サイボウズ Officeは、累計80,000社以上が導入する中小企業向けの定番グループウェアです。スケジュール・掲示板・ファイル共有・ワークフローに加え、「電話メモ」「報告書」など日本企業の業務に密着した機能を搭載しています。建設業でも事務所側の情報共有・社内決裁の効率化に活用でき、月額600円/ユーザーからとコストを抑えて導入できる点も魅力です。
特徴
・80,000社超の導入実績を持つ中小企業向け定番グループウェア
・電話メモ・報告書など日本企業の業務に密着した機能を搭載
・月額600円からの低価格でコストを抑えて導入可能
Garoon
サイボウズ株式会社
Garoonは、大規模組織向けに設計されたグループウェアです。きめ細やかなアクセス権限管理と階層化した組織管理に対応しており、従業員数の多い建設会社や複数拠点を持つ企業に適しています。
掲示板・スケジュール・ワークフロー・ファイル管理を備え、情報統制を保ちながら効率的な情報共有を実現します。kintone連携で独自の業務アプリ作成にも対応します。
特徴
・大規模組織向けのきめ細やかなアクセス権限・組織管理
・複数拠点を持つ建設会社の情報統制と共有を両立
・kintone連携で建設業務に合わせた拡張も可能
kintone
サイボウズ株式会社
kintoneは、ノーコードで業務アプリを作成できるプラットフォームです。案件管理・工事日報・顧客管理など、建設業の業務に合わせたアプリを専門知識なしで自由に構築できる高いカスタマイズ性が強みです。
豊富なテンプレートを活用すれば、自社の業務フローに最適化した情報共有環境を素早く構築でき、月額780円/ユーザーからと低コストで始められます。
特徴
・ノーコードで工事日報・案件管理アプリを自由に作成
・豊富なテンプレートで建設業務に最適化した環境を構築
・月額780円からの低価格で高いカスタマイズ性を実現
desknet’s NEO
株式会社ネオジャパン
desknet’s NEOは、520万人以上の利用実績を持つ多機能グループウェアです。スケジュール・ワークフロー・設備予約・文書管理など26以上の機能を標準搭載し、月額800円/ユーザーから利用できます。
ノーコードで業務アプリを拡張できる「AppSuite」を活用すれば、工事案件管理などの建設業向けアプリも構築可能。事務所側の業務効率化を幅広くカバーします。
特徴
・26以上の機能を月額800円から利用できる高コスパ
・AppSuiteで工事案件管理など建設業向けアプリを拡張可能
・520万人以上の利用実績による安定した信頼性
Google Workspace
グーグル合同会社
Google Workspaceは、Gmail・カレンダー・Google Meet・Driveなどを統合したクラウド型グループウェアです。1TBの大容量ストレージで図面や写真を保存・共有でき、リアルタイムの同時編集にも対応します。
建設業でも現場と事務所のファイル共有基盤として活用できますが、規模が大きくなると専用ツールに比べ案件管理の利便性は劣るため、用途を見極めた導入が必要です。
特徴
・大容量ストレージで図面・写真の保存共有に対応
・リアルタイム同時編集でドキュメント作業を効率化
・月額1,360円からエンタープライズ級のセキュリティを利用可能
Microsoft 365
日本マイクロソフト株式会社
Microsoft 365は、Word・Excel・Teams・OneDriveを統合したサブスクリプション型ツールです。建設業でも見積書や工程表の作成にOfficeアプリを使う企業は多く、既存の業務フローとの親和性が高い点が魅力です。Teamsのチャット・Web会議で現場と事務所の連携を強化でき、OneDriveで図面や写真も共有可能。Officeをすでに利用している企業に適しています。
特徴
・Word・Excel・Teamsを統合しOffice業務との親和性が高い
・Teamsのチャット・Web会議で現場と事務所の連携を強化
・OneDriveで図面・写真の共有にも対応
LINE WORKS
LINE WORKS株式会社
LINE WORKSは、LINEと同じ操作感で使えるビジネスコミュニケーションツールです。チャット・掲示板・カレンダー・ストレージを備え、ITに不慣れな現場作業員でもすぐに使いこなせる点が最大の強みです。
30名まで無料のフリープランもあり、まずは現場の連絡手段としてスモールスタートしたい建設会社に適しています。スマホ1台で現場から即座に連絡・報告が可能です。
特徴
・LINEと同じ操作感でIT不慣れな現場作業員も即利用可能
・30名まで無料のフリープランでスモールスタートに対応
・スマホ1台で現場から即座に連絡・報告ができる手軽さ
Chatwork
株式会社kubell
Chatworkは、国内利用者数No.1のビジネスチャットツールです。チャット・タスク管理・ファイル共有・ビデオ通話を1つに統合しており、メールや電話に代わる効率的な連絡手段として活用できます。社外の協力会社ともグループを作って連絡できるため、建設業の社外連携にも対応可能。直感的な操作性で導入教育の手間がかからず、無料プランから始められます。
特徴
・国内利用者数No.1のビジネスチャットで安心の実績
・社外の協力会社ともグループで連絡可能
・直感的な操作で導入教育の手間がかからない
J-MOTTOグループウェア
リスモン・ビジネス・ポータル株式会社
J-MOTTOグループウェアは、月額4,000円/20IDという低価格で26種の機能を利用できるコスパ重視のツールです。スケジュール・ワークフロー・設備予約・文書管理を備え、最大3ヶ月の無料トライアルで長期間じっくり検証できます。電話・メール・チャットによる充実したサポートで、IT担当者が不在の中小建設会社でも安心して導入・運用できます。
特徴
・月額4,000円/20IDの低価格で26機能を利用可能
・最大3ヶ月の無料トライアルで長期検証が可能
・充実したサポート体制でIT担当不在の企業も安心
NI Collabo 360
株式会社NIコンサルティング
NI Collabo 360は、月額360円/ユーザーから36の機能を利用できる多機能グループウェアです。ワークフロー・経費精算・スケジュール・プロジェクト管理・安否確認など、建設業の事務所運営に役立つ機能が揃っています。SFA/CRMや会計システムとの連携にも対応しており、企業間連携機能で協力会社とのデータ共有も可能。業務の一気通貫化を進めたい建設会社におすすめです。
特徴
・月額360円から36機能を利用できる圧倒的なコスパ
・経費精算・安否確認など事務所運営に役立つ機能を搭載
・企業間連携機能で協力会社とのデータ共有に対応
GRIDYグループウェア
ブルーテック株式会社
GRIDYグループウェアは、初期費用・月額費用が完全無料で使えるクラウド型グループウェアです。スケジュール・掲示板・ファイル共有・メール機能を標準搭載し、コストをかけずに情報共有基盤を構築したい建設会社に適しています。
独自の暗号化技術による強固なセキュリティを備え、社外のGRIDYユーザーとも連携可能。まずは無料でグループウェアを試したい企業に最適です。
特徴
・初期費用・月額費用が完全無料でコストゼロ導入が可能
・強固なセキュリティと社外ユーザーとの連携に対応
・スケジュール・掲示板・ファイル共有の基本機能を標準装備
SFA・グループウェアなら『Knowledge Suite』

グループウェアによる情報共有基盤を整えた上で、建設業の営業活動・顧客管理まで強化したい企業には、ブルーテック株式会社が提供する『Knowledge Suite』をおすすめします。
Knowledge SuiteはSFA(営業支援)・CRM(顧客管理)・グループウェアを単一プラットフォームに統合したオールインワン型クラウドサービスです。最大の特長はユーザー数無制限の定額料金を採用している点で、現場作業員を含めた全社員に展開してもコストが増えません。協力会社や下請け業者が多く、人員の増減が激しい建設業にとって、人数を気にせず使える料金体系は大きなメリットです。
商談・案件の進捗管理、顧客情報の一元管理、名刺管理、グループウェア機能までをワンストップで利用でき、施主や発注者との関係管理から社内の情報共有までを1つのシステムで完結できます。スマートフォン・タブレット対応で、現場からもリアルタイムに情報を更新可能です。
まとめ

本コラムでは、建設業でグループウェアを導入するメリットや選び方、おすすめ14選を比較紹介しました。グループウェアは、現場と事務所の情報共有を円滑にし、ペーパーレス化と長時間労働の改善に貢献する有効なツールです。ただし、建設業は社外関係者とのやり取りが多いため、社外連携や図面・写真・案件の一元管理に対応した建設業向けツールを選ぶことが課題解決の鍵となります。ITに不慣れな現場でも使える操作性も重視し、まずは無料トライアルで自社との相性を確認した上で、最適なグループウェアを導入してください。
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【執筆者】
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松岡 禄大朗
ブルーテック株式会社・デマンドジェネレーション部所属。
前職のWEB広告代理店で広告運用やアクセス解析を担当。
WEBマーケティング知識を活かして、現在はコンテンツマーケティングに携わり数多くの記事を執筆。























