価格が安いCRMツールおすすめ10選比較!導入メリットや注意点を徹底解説
「CRMは高い」というイメージから導入をためらっている企業は少なくありません。しかし実際には、月額1,200円から使えるツールや無料で始められる顧客管理システムも数多く存在します。重要なのは「安さ」だけで選ばず、自社の営業フェーズや顧客データの量・複雑さに合わせた選定をすることです。本コラムでは、価格の安いCRMツールおすすめ10選を実務視点で比較しつつ、SFA・MAとの本質的な違い、導入メリット・注意点、失敗しない判断軸を徹底解説します。
【この記事の目次】
そもそもCRMとは?

CRMとは「Customer Relationship Management」の略称で、日本語では「顧客関係管理」と訳されます。顧客の基本情報・購買履歴・問い合わせ履歴・行動履歴などを一元管理し、個々の顧客と長期的に良好な関係を築くためのマネジメント手法およびシステムの総称です。
多くの企業では、顧客情報がExcelや担当者個人のメモ帳・メールなど複数の場所に分散しており、「誰がどの顧客と何を話したか」がブラックボックス化しがちです。顧客管理システムであるCRMツールを導入することで、こうした情報を組織全体で可視化でき、顧客ごとに最適なアプローチを取れるようになります。
特に注目すべきは、CRMが単なる「住所録のデジタル版」ではない点です。蓄積されたデータをもとにした購買傾向の分析、解約リスクの早期検知、クロスセル・アップセル機会の発掘など、売上を能動的に引き上げる戦略ツールとして機能します。
近年はAI機能を搭載したCRMも増えており、次に取るべきアクションをシステムが提案してくれる段階まで進化しています。国内CRMアプリケーション市場は2027年に3,510億円規模に達すると予測されており、今後さらなる普及が見込まれます。
CRMとSFA・MAの違い

CRMと混同されやすいツールに「SFA」と「MA」があります。3つは連携して使われるケースが多いですが、それぞれ目的とカバーする業務フェーズが異なります。
SFAとは
SFA(Sales Force Automation)は「営業支援システム」と訳され、商談から受注に至るプロセスを管理・効率化するツールです。案件ごとの進捗管理・訪問履歴・商談メモ・売上予測などを担います。
CRMが「既存顧客との関係維持・深耕」に重点を置くのに対し、SFAは「見込み客を顧客に転換させるプロセス」に強みを持ちます。近年は両機能を統合した「SFA/CRM一体型ツール」が主流となっており、中小企業が最初に導入するツールとしても選ばれやすくなっています。
MAとは
MA(Marketing Automation)は、マーケティング活動の自動化を担うツールです。メルマガ配信・Webフォーム作成・リードスコアリング(見込み客の購買意欲を数値化すること)など、まだ顧客になっていない見込み客の開拓・育成フェーズを支援します。
CRMが「顧客になった後」を管理するのに対し、MAは「顧客になる前」を担当するイメージです。CRM→SFA→MAの3つを連携させることで、リード獲得から長期顧客化まで一貫した顧客管理サイクルを構築できます。
安いCRMツールおすすめ10選

価格の安さと機能・サポートのバランスに優れたCRMツールを厳選して10製品紹介します。月額料金・無料トライアルの有無・適した企業規模を参考に比較してください。
FlexCRM
株式会社G.FLEX
FlexCRMは初期費用0円・月額1,200円から始められる、中小企業向けの本格的なクラウド型CRMツールです。リードの獲得から顧客管理・営業支援・カスタマーサポートまでカバーする幅広い機能性が、この価格帯では際立った存在感を放っています。さらにワークフロー・グループウェア機能を標準搭載しており、場所を問わず業務の確認・承認がスムーズに行えます。90日間という業界最長クラスの無料トライアルが提供されているため、長期的な費用対効果を見極めてから本導入を判断できる点も中小企業に安心です。専門知識がなくてもすぐに使い始められるシンプル設計で、CRM初導入のハードルを大幅に下げています。
特徴
- ・初期費用0円・月額1,200円という業界最安値クラスの価格設定
- ・ワークフロー・グループウェア機能を標準搭載した多機能CRM
- ・90日間の長期無料トライアルでリスクなく導入効果を検証可能
Zoho CRM
ゾーホージャパン株式会社
Zoho CRMは月額1,650円から利用できる、全規模対応の多機能クラウド型顧客管理システムです。リード管理・メール分析・パイプライン管理など基本的なCRM機能を低価格で揃えており、世界250,000社以上の導入実績を持ちます。データの暗号化・操作ログの保管など堅牢なセキュリティ対策が施されており、顧客情報を扱うツールとして安心して利用できます。直感的な表示画面が使い始めから活用まで学習コストを抑えてくれる点も魅力です。15日間の無料トライアルも提供されており、まず実際の業務で動作を確認してから判断できます。
特徴
- ・世界250,000社以上の導入実績が示す高い信頼性と実績
- ・データ暗号化・操作ログ保管など堅牢なセキュリティ対策
- ・直感的な操作性で学習コストを抑えた導入からすぐ使える設計
HubSpot CRM
HubSpot Japan株式会社
HubSpot CRMは、無料から始められる世界屈指のCRMプラットフォームです。連絡先管理・商談管理・メールトラッキング・ライブチャット・レポートダッシュボードなど、通常は有料ツールでしか使えない機能群を無料プランで利用できます。「CRMを導入してみたいが、まず費用ゼロで試したい」という中小企業・スタートアップ企業に特に支持されています。企業のセールス・マーケティング・カスタマーサービス管理をひとつのプラットフォームで完結できる統合性が強みで、事業拡大に合わせて有料プランへスムーズに移行できる段階的な成長設計を採用しています。
- 連絡先・商談管理からレポートまで基本機能を完全無料で提供
- MA・カスタマーサービス機能との統合でマーケティング全体をカバー
- 事業成長に合わせたスムーズな有料プランへの移行設計
GENIEE SFA/CRM
株式会社ジーニー
GENIEE SFA/CRMは月額3,480円からSFA機能とCRM機能の両方を利用できる、コストパフォーマンスに優れたツールです。OpenAI GPT-4を標準採用したAIアシスタント機能により、営業活動の記録入力・提案書の自動生成・商談の次のアクション提案など、日常業務の負担を大幅に軽減します。Slack・Google WorkspaceなどのビジネスツールとのAPI連携にも積極的で、既存の業務フローに自然に組み込める点が評価されています。シンプルで親しみやすい画面設計は、現場の担当者が「使いたくなる」CRMとして日本国内での定着率が高いのが特徴です。
特徴
- ・GPT-4 AIアシスタントで営業記録入力・提案書作成を自動化
- ・SFAとCRM両機能を月額3,480円で利用できるコスパの高さ
- ・Slack・Google連携など主要ビジネスツールとのシームレスな統合
Mazrica Sales
株式会社マツリカ
Mazrica Salesは月額5,500円から利用できる、「現場ファースト」設計のSFA/CRMツールです。営業担当者が日々の活動を最小限の入力工数で記録できるよう設計されており、「入力が面倒で続かない」という現場の声を徹底的に排除した設計思想が際立ちます。AIによる類似案件サジェスト機能や勝ちパターンの自動分析が、個人の営業力に依存しない組織全体の底上げを支援します。案件ボードによる進捗状況の直感的な可視化は、リモートワーク環境でも営業チームの一体感を維持するのに効果的です。顧客情報や案件内容を一元管理しながら、チーム全体で勝ちパターンを共有できる点が他ツールと一線を画す強みです。
特徴
- ・現場担当者の入力負荷を最小化した「使われるCRM」設計
- ・AIによる類似案件サジェストと勝ちパターン分析で組織営業力を向上
- ・案件ボードによるリアルタイム進捗共有でリモート営業チームを支援
kintone
サイボウズ株式会社
kintoneは月額780円/ユーザーから利用できる、業務アプリ作成プラットフォームです。顧客管理システムとしての利用はもちろん、案件管理・問い合わせ管理・プロジェクト管理など自社の業務課題に合わせてアプリを自由に作成できる高いカスタマイズ性が最大の強みです。業種・規模を問わず80,000社以上に導入されており、公式が提供する豊富なテンプレートを活用することで、専門知識がなくてもすぐに実用的なCRM環境を構築できます。社内に散在する顧客情報を一元管理し業務の属人化を防ぐとともに、進捗や工数の可視化によって効率的な営業活動の実現をサポートします。
- 特徴
- ・顧客管理から案件・問い合わせ管理まで自由に業務アプリを作成可能
- ・80,000社超の導入実績と豊富なテンプレートで導入の即戦力化
- ・月額780円/ユーザーの低価格で高いカスタマイズ性を実現
Sales Cloud
株式会社セールスフォース・ジャパン
Sales Cloudは世界シェアNo.1・10年連続でIDCから世界最大のCRMプロバイダーに認定されているSalesforceの主力製品です。Starter Suiteプランは月額3,000円から始められ、大企業向けのイメージがある同社製品を中小企業も手軽に試せる間口となっています。顧客情報の分析・商談管理・活動履歴の自動記録・レポート/ダッシュボード作成など、CRMの本質機能を高い完成度で利用できます。多言語・多通貨に対応しているため、グローバル展開を目指す企業や海外顧客を持つ企業にも対応しやすい設計です。30日間の無料トライアルが提供されており、導入前に実際の操作感を確認できます。
特徴
- ・世界シェアNo.1の圧倒的な実績と信頼性を低価格プランで体験可能
- ・多言語・多通貨対応でグローバル展開を視野に入れた企業に最適
- ・豊富な外部連携とエコシステムで将来的な機能拡張が無限に可能
Fullfree
株式会社フリースタイル
Fullfreeは初期費用・月額料金が完全無料で使えるデスクトップ型CRMツールです。顧客情報の管理はもちろん、CTI(電話システム)との連携機能を搭載しており、着信時に顧客情報を自動表示するポップアップ機能などコールセンター的な活用も可能です。
Excelと高い互換性を持つため、「これまでExcelで顧客管理をしていた企業」がリスクなくCRMに移行するための最初の一歩として最適です。すべての項目を自由にカスタマイズできる柔軟性も持ち合わせており、自社独自の顧客管理項目を設定したい場合にも対応できます。完全無料のためサポートが限定的な点は注意が必要ですが、スモールスタートの選択肢として高い評価を受けています。
特徴
- ・初期費用・月額料金が完全無料でコストゼロから顧客管理を開始可能
- ・CTI連携で着信時の顧客情報自動表示など電話業務との親和性が高い
- ・Excel互換性が高くExcel管理からの移行ハードルが極めて低い
Ambassador Relations Tool
株式会社コムニコ
Ambassador Relations Tool(ART)は、初期費用・月額料金0円から始められるMA・CRMツールです。メールマーケティング機能とCRM機能を組み合わせており、見込み顧客の育成から顧客化・フォローまでを低コストでカバーできる点が小規模法人~中小企業に支持されています。
メール配信・ステップメール・フォーム作成・顧客データ管理などMA的な機能をCRMと一体で使えるため、別々にツールを揃えるよりも運用コスト・管理工数を大幅に削減できます。無料プランから始めて事業の成長に応じた段階的なアップグレードが可能な設計となっており、費用をかけずにCRM・MAを試したい企業に最適な選択肢です。
特徴
- ・初期費用・月額0円でMA機能とCRM機能を一体で利用可能
- ・ステップメール・フォーム作成など見込み客育成機能を標準搭載
- ・段階的なプランアップグレードで事業成長に合わせた拡張が可能
Ambassador Relations Toolの詳細を見る
eセールスマネージャーRemix CLOUD
ソフトブレーン株式会社
eセールスマネージャーRemix CLOUDは、1996年から続く日本製SFA/CRMのパイオニアとして高い実績を持つツールです。月額3,000円台から利用でき、日本企業の商慣習・ビジネスプロセスに合わせて設計されているため、海外製ツールにありがちな「日本語の違和感」や「国内商習慣との乖離」がありません。顧客管理・案件管理・行動管理・日報管理・予実管理まで、営業現場が必要とする機能を一通り網羅しています。長年にわたる日本市場での導入支援ノウハウに基づいた充実したオンボーディング支援は、「導入したものの現場に定着しない」という失敗を防ぐうえで大きな安心材料です。
特徴
- ・1996年創業の国産パイオニアとして日本企業の商習慣に完全対応
- ・顧客管理から行動・日報・予実管理まで営業現場の全機能を網羅
- ・豊富なオンボーディング支援で現場定着率の高い導入を実現
価格の安いCRMを導入することによるメリット

中小企業でも低リスクでスモールスタートができる
低価格CRMツールの最大のメリットは、「失敗コスト」を抑えながら導入を試みられることです。多くの中小企業がCRM導入をためらう背景には、「高額な初期投資をしたのに使いこなせなかった」という先行企業の失敗談への恐れがあります。
月額1,000円台や無料から始められるクラウド型CRMであれば、仮に自社に合わなかったとしても損失は最小限に抑えられます。また、従量課金制を採用しているツールも多く、利用ユーザー数が少ない段階では費用をほぼかけずに運用できます。無料トライアルを活用することで、実際の業務データを使った検証も可能なため、本格導入前に費用対効果を冷静に見極められます。「まず小さく始めて、効果が出たら拡張する」というDX推進の正攻法を取りやすい点が、低価格CRMの本質的な価値です。
操作のシンプルさが現場定着率を高める
CRM導入が失敗する最大の原因のひとつが「現場に定着しない」ことです。高機能で高価格なツールほど機能が複雑になりがちで、多忙な営業担当者が「入力が面倒」と感じて使わなくなるケースは業界でも広く知られた問題です。
一方、低価格帯のCRMツールは機能を絞ったシンプルな設計が多く、入力項目が少ないため日々の記録更新の心理的ハードルが低くなります。実際のデータが蓄積されなければCRMの分析・活用価値はゼロに等しいため、「まず使い続けてもらえるか」という定着率こそが最重要の評価軸です。機能の多さよりも「チーム全員が毎日使える操作性か」を優先する視点が、CRM導入の成否を決定する根本的な判断基準となります。
価格の安いCRMを導入する際の注意点

低価格・無料のCRMツールは魅力的ですが、「安さだけで選ぶ」と後悔するケースが少なくありません。特に見落とされがちな落とし穴が「見えないコスト」の問題です。月額費用が安くても、追加ユーザーごとに費用が加算される仕組みや、必要な機能がオプション扱いで別途課金となるケースがあります。導入検討時には、必ず「想定ユーザー数・使いたい機能・将来のスケールを前提にした年間総コスト」で比較することが重要です。
また、無料プランには機能制限・ストレージ制限・ユーザー数制限がある場合が多く、業務拡大とともに有料プランへの移行が必要になります。移行時のデータ移行コストや作業工数も見込んでおくと、想定外の出費を防げます。さらに、安価なツールほどサポート体制が限定される傾向があるため、「問題が起きたときに誰に相談できるか」をあらかじめ確認しておきましょう。導入前には必ず現場担当者を巻き込んで実際に触れてもらい、「使い続けられるか」の確認を欠かさないことが、CRM導入成功の絶対条件です。
CRMなら『Knowledge Suite』

CRMで顧客管理の基盤を整えた後、営業組織のさらなる強化を目指すなら、ブルーテック株式会社が提供する『Knowledge Suite』をおすすめします。
Knowledge SuiteはSFA(営業支援システム)・CRM(顧客管理)・グループウェアを単一プラットフォームに統合したオールインワン型のクラウドサービスです。最大の特長は、ユーザー数に関わらず料金が変動しない定額制を採用している点で、導入企業の規模が拡大しても追加コストが発生しません。これは「ユーザー数×月額」という業界の一般的な料金体系と根本的に異なり、成長企業にとって特に大きなメリットになります。商談進捗の可視化・案件管理・日報管理・名刺管理・レポート自動生成など、SFAに求められる機能が揃っており、マルチデバイス対応で外出先からもリアルタイムに情報を更新できます。CRMで顧客データを蓄積しながら、SFAで営業プロセスを強化するという二段構えの戦略を単一ツールで実現できる、コストパフォーマンスに優れた選択肢です。
まとめ

本コラムでは、価格の安いCRMツールおすすめ10選を比較しながら、CRMの本質・SFA・MAとの違い・導入メリット・注意点を解説しました。重要なポイントを整理します。
CRMは月額1,200円から・無料から始められるツールが揃っており、中小企業でも導入のハードルは大幅に下がっています。ただし、安さだけで選ぶと見えないコストや機能不足に直面するリスクがあります。導入目的を明確にし、想定ユーザー数を前提にした年間総コストで比較した上で、必ず無料トライアルを活用して現場での定着可能性を検証することが成功の鍵です。安価なCRMを正しく選択・運用することで、顧客満足度の向上と営業効率化を低コストで実現できます。
ユーザー数無制限で利用できるシンプルで使いやすいKnowledge Suite!
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【執筆者】
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松岡 禄大朗
ブルーテック株式会社・デマンドジェネレーション部所属。
前職のWEB広告代理店で広告運用やアクセス解析を担当。
WEBマーケティング知識を活かして、現在はコンテンツマーケティングに携わり数多くの記事を執筆。























