営業マンのサボりはどう対処する?【ポイントは規制と許容】
営業マンは仕事の進め方についても個人の裁量に委ねられています。その分、仕事をサボりやすい環境にあり、部下のサボりに頭を悩ませている方もいるでしょう。そこでこの記事では、サボりがちな営業マンを見抜く方法や対処法を紹介していきます。
「サボっている社員の気持ちを知りたい」「サボりを減らしたい」と考えている方はぜひ参考にしてみてください。
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サボりがちな営業マンの特徴

外出する営業マンが実際にサボっているかどうかを確かめるのは、なかなか大変なものです。しかし、外出先まで調べずとも、サボっている可能性が高い社員を見分けることはできます。たとえば、以下のような特徴がある社員はサボっている可能性があります。
- ・遅刻が多い
- ・外出時間が長い
- ・仕事への意欲が見えない
この特徴がある場合にはサボっている可能性があるので、注意が必要です。とは言え、特徴に当てはまるからといって確実にサボっているというわけではありません。決めつけてしまうとトラブルの原因になるので、あくまで可能性として捉えるようにしてください。
営業マンがサボりをしてしまう原因

営業マンはどうしてサボってしまうのでしょうか?サボってしまう原因を知ることで、相手への理解も示せますし、対処もしやすくなります。営業マンがサボってしまう主な原因として以下3つが挙げられます。
- サボり癖になっている
- 仕事にやる気がない
- プレッシャーがかかりすぎている
どの原因でサボってしまっているかによって、対処法が異なります。あなたの部下がどの原因に当てはまっているのか、考えながら読んでみてください。
サボりの原因①サボり癖になっている

サボることが癖になってしまい、やめられなくなっている人もいます。この場合、本人はサボることに対して罪悪感をもっていることもあります。「サボりはいけない」「成果を出せるように頑張らなければ」と感じていても、自分では抜け出せない状態なのです。
習慣の力はとても強力ですので「サボりをやめたいのにやめられない」という部下にはサポートが必要です。「サボり=怠けている」と感じるかもしれませんが、本人はサボりを望んでいないこともあります。頭ごなしに怒るのではなく「本人はサボりについてどう考えているか?」を気にかけるようにしてください。
サボりの原因②仕事にやる気がない

仕事にやる気がもてずサボってしまっているケースです。このケースでは、社員が自分から進んでサボってしまっている状態と言えます。しかし、本来であればやる気を出す工夫をしたり、やる気が出る仕事を探したりする方が本人にとってもプラスです。
本人もそれに気づいているおり、どうしていいかわからず動けていないだけかもしれません。上司として、部下が正しい行動を取れるようサポートしていきましょう。やる気が出なくなっているのには、さまざまな理由があります。
- ・会社に対する不信感
- ・商材や営業方法に対する不信感
- ・成果を出せない自分に対する無力感 など
部下がどんな理由で仕事に対してやる気が出ないのかを、普段の行動から予測してみましょう。予測だけでは本当のところはわからないので、直接聞いて確かめる必要もあります。サボりを注意しても治らない場合には、本人に直接聞いて一緒に対策を考えてみてください。
サボりの原因③プレッシャーがかかりすぎている

営業マンの仕事は常に成果を求められるため、過度のプレッシャーがかかるものです。適度なプレッシャーはやる気を高め、成長につながる行動を促します。しかし、本人が抱えきれないプレッシャーがかかってしまうと、やる気を失う可能性があります。
「サボりはいけないけど、プレッシャーが辛すぎる…」「自分には無理だ」と感じて悩んでいるかもしれません。意図的にサボっているわけではなく、心のバランスを取るために仕方なくサボっている状態です。このケースでは、プレッシャーを和らげるような声がけが効果的です。会社の方針などでノルマを減らせないかもしれませんが、話を聞いて理解を示すことで部下に安心感を与えられるでしょう。
サボりがちな営業マンへの対応

サボってしまう原因と心境が分かったところで、実際の対応策について紹介します。サボっている疑惑がある営業マンに対しては、以下3つの手順で対応しましょう。
- 事実確認をする
- 事実を元に注意する
- 懲戒処分や他の手段を考える
対応に余計な時間を割いたり、部下を傷つけたりしないためにも、この手順を守るようにしてください。
サボりがちな営業マンへの対応①事実確認をする

サボっている疑惑が持ち上がったら、まずは事実確認をすることから始めましょう。証拠がない状態で本人に声をかけても説得するのは難しいからです。
「自分を疑うのか」と思われて不信感をもたせてしまう可能性もあります。「○月×日の△時ごろ」など、具体的にサボっている状況を確認します。
休憩が少し長い程度など、会社として容認できるものであれば問題ありません。事実確認をして、会社として容認できるレベルのものかどうかを判断してみてください。
サボりがちな営業マンへの対応②事実を元に注意する

会社として容認できないレベルのサボりだった場合には、本人から話を聞きましょう。まずは「○日にサボっていたという情報があるが、本当か?」などと本人が認めるかどうかを確認します。
本人と話をすることに対して抵抗がある方もいるかもしれませんが、うやむやにしないほうがよいでしょう。サボりが容認される空気があると、チーム全体の士気が下がる可能性があるからです。本人に話を聞いて、サボりを認める場合には改善する意思が見受けられます。今後はサボらないよう注意するだけで十分でしょう。
サボりがちな営業マンへの対応③懲戒処分や他の手段を考える

本人がサボりを認めない場合や注意をしてもなおらない場合には、さらなる対策が必要です。人事評価を下げるのが一番わかりやすい対策でしょう。「サボりを続けるなら評価を下げる」と明確に伝え、改善を促します。
それでも改善しない場合には、始末書を書かせるなど実際に評価が下がっていることが伝わるようにしてみてください。サボりの程度がひどい場合は懲戒処分も検討してみましょう。
減給などの懲戒処分については、罰の重さを間違えると処分を下した側の罪になる可能性もあります。労働に関する法律を理解した上で、対処していきましょう。
営業マンがサボりにくい環境を整える方法

前章でサボりの疑惑がある社員に対する対応方法を紹介しました。疑惑のある社員への対応も大切ですが、サボりにくい社内環境をつくることも大切です。サボりを容認するような雰囲気はチーム全体に悪影響を与えるからです。
- 営業支援ツールやGPSで監視する
- 外出中も報告させるようにする
- チームでの役割を与える
以上3つを実践して、サボりを容認しない雰囲気をつくっていきます。
サボりにくい環境を整える方法①営業支援ツールやGPSで監視する

営業支援ツールで業務内容を可視化したり、社用車や携帯にGPSを入れたりする方法です。報告ではごまかしができてしまうので、仕事ぶりを明らかにして逃げ道をなくすようにするのです。「上司がきちんと仕事ぶりを見ている」と感じれば、サボりにくくなるでしょう。
ただ、あまりに監視の目を強めすぎるとチーム内で、息苦しさが生まれるかもしれません。自発的なやる気はある程度の自由があってこそ起きるものです。実際に監視するかどうかは、リスクよりも得るものが大きい場合だけにしたほうがよいでしょう。
サボりにくい環境を整える方法②外出中も報告させるようにする

「GPSなどを導入して監視するほどではない」という場合には、報告義務を課すとよいでしょう。帰社したときの報告だけでなく、外出先でも報告を義務付けるのです。商談が終わるたびに報告させるようにすれば「上司が見ている」という意識をもたせることができます。
ただ、報告を受ける上司の仕事量が膨大になってしまいます。サボりの兆候がある部下だけに限定するなどの工夫をしてみてください。
サボりにくい環境を整える方法③チームでの役割を与える

営業は基本的に個人プレーですが、孤独を感じてしまうのは問題です。孤独を感じると、自己肯定感が下がってやる気が出なくなる可能性もあります。チーム内での役割を与えることで「自分も人の役に立てるんだ!」と感じてもらえます。
役割を与えられた部下は自信を取り戻し、仕事に対するやる気もアップするでしょう。やる気の維持も営業マンの仕事のうちと言えばそれまでですが、部下のサポートは上司の仕事です。やる気を出すきっかけを提供してチームの士気が上がれば、成果にも現れます。
部下は、他の部下へのあなたの対応を見ているものです。あなたへの信頼が高まればチームの雰囲気も変わり、あなたも仕事がしやすくなるでしょう。「わざわざ一人のためにここまでしなくても…」などと考えず取り組んでみてください。
まとめ|営業マンのサボりには規制と許容が必要

営業マンのサボりについて紹介しました。紹介した内容をまとめておくので、最後に確認してみてください。
- サボってしまう原因
- サボり癖になっている
- 仕事にやる気がない
- プレッシャーがかかりすぎている
- サボり疑惑のある社員への対応方法
- 事実確認をする
- 事実を元に注意する
- 懲戒処分や他の手段を考える
- サボりにくい雰囲気を作る方法
- 営業支援ツールやGPSで監視する
- 外出中も報告させるようにする
- チームでの役割を与える
サボってしまう社員への対応と、サボりにくい雰囲気をつくる取り組みの両方を行うことで、サボりを減らしていけます。一方的に規制を強めるなどして、社員からの反発や不信感が生まれないように注意してください。社員への理解を示し、サポートするつもりで取り組むのがよいでしょう。
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【執筆者】
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松岡 禄大朗
ブルーテック株式会社・デマンドジェネレーション部所属。
前職のWEB広告代理店で広告運用やアクセス解析を担当。
WEBマーケティング知識を活かして、現在はコンテンツマーケティングに携わり数多くの記事を執筆。























