KS社の歴史を駆け抜けろ!②【鳳凰編】

KS社の歴史を駆け抜けろ!②【鳳凰編】

前回までのあらすじ:
ナレッジスイート社のこれまでのオフィスを移転順に走って回るダーフジ。
8つのオフィス中4つを回り終え、半分回ったと余裕をぶっこいていた。
しかし…


青いピンが通過した場所です

ちょうどいい感じに汗をかき、午前中の銀座を通り抜けたあたりで、 案内標識 が現オフィスのある芝公園方面に何度も誘ってきましたが、そっけなく別れを告げて心地よく次のオフィスATT(赤坂ツインタワー)に向かいます。

ここからATTに到着するまでに、4フェラーリ3トイプードルをGET(見ただけ)、富裕な地域に侵入したことを感じました。日頃、港区で犬の散歩やランニングしている人を見ると「住まいがこのあたりかぁ。富裕なんだなぁ」って思いながら心のどこかで呪詛を唱えてしまうのですが、今の僕はその港区ランナーなのです。富裕の疑似体験。

バーチャル富裕です。

かっこよく颯爽と駆け抜けたい気持ちに駆られ一気にATTに到着。

2024年に、竣工予定だそうです。

あら。工事中。。。

ここまで大きなビルになってしまうと、大きいビル特有の「フロアの場所によって温度が違う空調問題」や「エレベーター遅い問題」はありましたが、仕事場の環境としては申し分なかったです。

次のオフィスはループエックス、レインボーブリッジの目の前です。
これまでのオフィス区間で最長です。


ルーラを使いたい距離です。

ATTに別れを告げてすぐに出会った桜坂。

例の歌、例の歌手のファンであればすぐに「ここではない」と分かったのだと思いますが、
知らない僕は「もしかしてあの!?」と思い、何の思い入れもないのに「記念に登っておくかと」登坂。

やめておけばよかった。

ATTまで張り切って走って消費した体力に、地味に続く上り坂。慣れないヒルクライムは追い打ちです。
この坂を越えた後にさらに東京タワーに向かってもう一山超えなければなりませんでした。

東京タワーに向かうときの1枚です、その時の気持ちをよく表しています。

立ちはだかる中ボス感(物理無効・雷属性以外の魔法吸収+カウンター)

“ぼんやりと日頃のことを思い出しながら走るって楽しいもんですね”

第1回黎明編より

なんてことは、もう思っていませんでした。へとへとです。

そして東京タワーを越えたあたりです。

小さな川が流れる脇の通り道でもない場所にお地蔵さんが何体かありました。
東京のいいところって「近代的で整備された場所」の合間にいきなり出てくる「昔からある手つかずな場所」ですよね。これがギャップ萌えなんでしょうか。
後で調べてみるとここは「蛇塚」といい、「金運アップ」「大出世」のご利益があるパワースポットだそうです。

画面上の赤いのが東京タワーです

東京タワーのすぐ真裏に小さな滝がありました。
「もみじの滝」と呼ばれ、ここら一帯はいろんなもみじが植えられていて紅葉の季節が見ごろとのことです。

お気づきですか。
そうです。歩いてましたね。
散歩してましたね。

ということで、楽しむための早歩きに切り替えてループエックスに到着!

レインボーブリッジ前で撮影

このビルは駅からも離れていたためランチを取る場所が周りに少なかったですが、ビル内に食堂があり、500円あればたらふく食べられたので重宝しました。

個人的な思い出は、帰り道に傷ついたハトの雛を拾って、みんなに気づかれないように育てたことです。
(ビルわきに鳥かごをこっそり隠しておいたら防災センターが交番に届け、それがさらに駅前警察署に運ばれてそれを追って走り回ることになったり忙しかったです。)

ここまでくれば後はゴールを目指すだけ!
歩いて体力も回復し、青空も見えてきて心も晴れ上がります。Phoenix!

戻る道は早いの法則!

勢いづいた僕は、ゴールを目指す途中に、これから何回生まれ変わってもたどり着けないような美男美女の夫婦とすれ違ってもめげることなく一気に歩を進めて、

ワンツーフィニッシュ!(意味は違う)

UD神谷町ビル(左)愛宕グリーンヒルズMORIタワー(右)

UD神谷町ビルは落ち着いた雰囲気があり、愛宕グリーンヒルズはエレガントな佇まいで38階のオフィスから眺める景色が素敵です。

ここまで走った(半分早歩き)結果です。
利用したアプリによると、総距離は13.16km、時間にして2:07:12、平均ペース9’40’’でした。

走ってみた感想
・改めて会社の成長を感じることが出来た。
・1時間ほどのランはリフレッシュになる!
・それ以上は苦行。

最後まで走り抜けることができませんでしたが、KS社はこれからますます勢いをつけて走り続けます!
(未完)

<追記>最初の八弘ビルからトーソービル移転の時のビデオが発掘されました。
オフィスが大きくなった喜びの様子が見られます。